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招き猫 製作記 4

ここまでの製作にかかわる画像を少しづつ紹介します。(楽しみが少しずつ増えるように)

1、原案 イラスト描き

初めにイメージを描きました。

自分の演出したい形を平面のラインで描きます、立体を作る時の注意点も分かりやすくなります。

立体に起こした時の形状や、雌型を抜きやすくする為の妥協も含め何度もラインを微調整しながら、イメージに近づけていきます。


2、ミニュチアと製品原型製作

左手に持っている朱赤の座布団に乗っているのが原案のミニュチアです。

奥に見えるピンボケしているのが製品原型になります。

3D CADで作ったデーターなら直ぐでしょうが、ミニュチアをそのままのバランスで大きくするのも感覚的には難しいです。

悩んだ末に、目を開けている状態に変更しました。

 


3、製品原型 座布団

製品原型は、発砲スチロール削り出しに樹脂コーティング及びパテと研磨で仕上げていきます。

 

画像は原型に離型処理の為、ワックスを塗りピカピカに磨きこんであります。

さらにこの上にPVA離型剤を塗ってから樹脂雌型の製作になります。


4、樹脂製 座布団 雌型製作

FRP樹脂雌型を製作。

画像は中身を取り出したところです。

 


5、樹脂製 招き猫 雌型製作

雌型の細かい凹凸をペーパーヤスリで磨いて修正しています。

この作業は、製品を作る為のFRP加工する際に、引っかかりを無くし離型効率良くする為に行っています。

この後、離型処理のワックス作業が待っています。

内側からの画像は、トリックアートの様な感覚に・・・